鼻孔の中、目の高さくらいの位置に臭粘膜が
左右1つづつ有ります。
両方の臭粘膜には合計約1000万もの臭覚神経細胞があり、
この神経細胞は、薄い粘膜でおおわれていて、各細胞は
6~8本の繊毛を持っています。
臭粘膜は、体内でただ1ヶ所中枢神経系がむき出しになって
外界と接触しているところで、この細胞は脳細胞なのです。
8000万本もの繊毛は、膨大な情報を吸収しています。
私達は呼吸するごとに、この繊毛によって、まわりの環境から
ごく微量の情報もキャッチ出来るのです。
1.芳香は気分を変えます。
たとえば、私達が、新しい状況に適合できないで困っている時、芳香は、
気分転換できる刺激を与えてくれます。
それによって、緊張をほぐします。
緊張がほぐれたところで、どうすればよいか、考えると、良い考えが
浮かぶものです。解決策が容易に見つけられると思います。
2.香りは記憶や想い出と結びついている。
心地よい気分、または、愛情をいっぱい受けている状況の時に、
ある匂いに気づくと、その匂いと共に、そのときの気持ちが記憶され、
その時と同じ匂いに出会った時は、思い出としてよみがえり、
心地よい気分にさせてくれます。
(母の匂い・彼や彼女の匂い・美味しい料理の匂い等)
時には、その反対の場合も、ありますが。
たとえば、危険な匂い(火事の匂い・腐敗臭等)
私達は、自然に入ってくる匂いに左右されるだけではなく、意識的に、
そのときの状況に合わせて匂いを作り出すことが出来るのです。
記憶力を強化したり、知的作業を助けたりする為には、
ローズマリー・バジル・ミント・レモンなどが使われています。
3.創造力
匂いは、潜在意識(無意識の状態)の中に創造的な巨大な泉がある。
匂いは、これを刺激して、インスピレーションを与えてくれ、
創造力をたくましくします。
4.私達の自律神経系は通常は、意識的に働きかけても、届きません。
(呼吸・心臓の鼓動。消化吸収など)
しかし、芳香は、これらのコントロールに作用します。
呼吸を深く、ゆっくりと、そして消化吸収にも芳香性の香辛料などで、
胃液の分泌が促進されたり、食欲が増したりする事は、
あなたもご存知と思います。
自律神経失調症という病など、自律神経系の障害によって引き起こされる
さまざまな症状の治療にも、アロマテラピーは、非常に役立っています。
5.私達は意識すると、芳香を非常に良く感じ取れるのですが、
日常的にはほんのわづかしか利用していません。
臭覚は訓練(経験)によって、修得するのは早いのです。
香りを意識的に感じ取れ訓練をすることによって、
これまでより以上に、素敵な毎日を送れるに違い有りません。
資料として図書館からお借りしたある1冊の本を、めくるたびに、
何方が付けたのか、ほんのりと香りが、ただよってきて
楽しい気分にさせてくれます。

