どうやってわずかな量の精油の良い香りの滴を、
植物から分離して取り出すのでしょうか。
そして、どのようにして保存するのでしょう。
ここ数年来、アロマテラピーに対する関心が高まってきて、
その結果、純粋な精油の需要が増してきています。
植物の種類によって6種類の分離方法が有りますが、
代表的なものは、水蒸気蒸留法・圧搾法・アンフルラージュ法によるものです。
☆水蒸気蒸留法による抽出
水蒸気蒸留法は、ローマ時代から行われているものです。
いろいろ開発され、今ではより簡便に、そして小型化してきました。
水蒸気蒸留法を、簡単に説明しますと
まず、蒸し器の様な物に原料の植物の葉や花などを入れ、加熱によって
香りのエッセンスを蒸気の中へ放出させます。
その蒸気の中のエッセンスごと、パイプへ通し、そのパイプを冷却します。
すると冷却された水蒸気は、液体のエッセンスを含んだ水になります。
液体に含まれた精油は、水より軽いので、上の方へ浮きます。
精油の下には、原料の精油が混じった蒸留水になります。
例えば、原料がラベンダーだった場合は、ラベンダー水になりますね。
蒸気の圧力や温度や所要時間も、原料によって、さまざまですので
長い経験が必要となります。
また、時間をかけてゆっくりと蒸留することにより、上質の精油がとれます。
ところが、高圧と高温で蒸留すると、短時間で放出させる事が出来ますが
品質が悪くなります。蒸留の難しいところですね。
・水蒸気蒸留法による抽出精油
アンジェリカ・イランイラン・フランキンセンス他
直接蒸留法というものも有りますが、この方法は原料の植物を
蒸さずに直接水の中に入れて沸騰させる事によって、蒸留します。
